【誉高校 硬式野球部】
2024/12/17
今回ご紹介するのは、愛知県の強豪 誉高校硬式野球部 様です。ドラフト1位でのプロ野球選手輩出や甲子園出場など、育成力に定評のある野球部では、トレーニングの効果向上のため、スペイン製VBTデバイス「VITRUVE」を導入されています。VBTという言葉が広まる前から速度やパワー計測に着目されていた矢幡監督へお話を伺いました。
▼VBTやデバイスを知ったきっかけ
最初にVBTを知ったのは徳島インディゴコンディショニングハウスの殖栗氏のyoutubeだったと思います。
それまでウエイトトレーニングの知識は多少ありましたが、VBTやPBTという呼び方があることすら知らなかったと思います。以前はPUSH2.0を使用していましたがサポート終了を機にVITRUVEを導入しました。
▼VITRUVEの使用方法
本校では現在4台でまわしており、使用しているのは主にピッチャーです。
良かった点はやはり選手個々が即時フィードバックで可視化できるところ、終了後に最大1RMや総挙上重量というわかりやすい数値が確認でき、ただ挙げる下げるだけのウエイトトレーニングとは明らかに差が出てきていると感じています。
実際に現チームの主戦2人は入学時の球速が118㎞/hだったが2年秋の時点で138㎞/hと20㎞/hアップに成功しています。
VBT実践を経て、ピッチャーの球速アップに必要なRFD(力の立ち上がり率)の数値が劇的に良くなっているはずです。
▼VBTが特に効果的だと思う種目
効果的な種目は、スクワットやデットリフトなどの基本的な種目はもちろん、
・ルーマニアンシングルレッグデットリフト
・ブルガリアンスクワット
です。投球動作というのは片足から片足への動作で、片足での筋力発揮というのは大変重要だと考えています。
そこでVITRUVEでトレーニングしそれを1REPごとにフィードバックが可視化される…これは素晴らしいとしか言いようがありません。
上半身のメニューではランドマインです。
スピード筋力を高める種目だと思いますので、これはVITRUVEが無く可視化できなければ効果がわかりづらい種目だと思います。
▼VBTを実践する選手の感想・VBTをして良かったこと
・スピードが表示されるおかげで、その日の自分の体の調子に適した重量でトレーニングをすることが出来る。
・スピードを意識することで、三段跳びや10m走のタイムの改善、筋肥大に関しても、VBTを始めてから今までにないくらいのスピードで向上している。
・シーズン中もスピードのゾーンを変更することでオフシーズンとは違ったウエイトができる。
VITRUVEのデバイスには満足しています、推定1RMなどの測定もできるのが良いですね。
誉高校硬式野球部ではSNSなどで部の情報発信も行っています。ぜひチェックしてみてください!