【S&C BASE 久保 雄一郎】様
2024/12/25
今回ご紹介するのは兵庫県尼崎市にてトレーニングジムを構える、S&C BASEの久保雄一郎 氏 です。
第1回のVBTシェアリングセミナーにて「プロゴルファーをサポートする上でのVBTの取り組み」というテーマで講師を務めていただいたこともあり、長年VBTを実践されてきたトレーニングコーチです。
野球、ゴルフ、格闘技のスポーツ選手から一般クライアントの健康増進など、指導対象は多岐にわたります。
その中でも特にスイングスピードやヘッドスピードを向上させることが得意です。
▼データ計測との出会い
データ計測との出会いはアメリカでのインターンシップです。いろいろなデバイスを使用して、様々な数値をデータ化している中の一つに速度だったりRSI値などもあり、日本に帰ってきたタイミングで簡易かつクライアントにも分かりやすい物を探している中でEnodeとVITRUVEに出会いました。
▼Enodeの良い点、効果的な種目
Enodeは特にドロップジャンプやCMJなどのプライオメトリクス系トレーニング種目のジャンプ高やコンタクトタイムが測れるところが良いところです。クイックリフト系種目のピーク速度やピークパワー、またプライオやウエイトトレーニングに共通してエキセントリックの距離情報も活用しています。
▼VITRUVEの良い点、効果的な種目
より正確に速度と移動距離を測れることと、その正確な数値の中でも今ではピーク速度到達時間まで測れる様になった事はアスリートのトレーニングにおいてもう一つトレーニングの目標基準を明確に分けてプログラムを進めていくことができます。また表示される数値もいい意味で限られており、アスリートが自分でトレーニングする際も分かりやすく混乱せずにトレーニングでき、スクワットの導入などに最適です。またパワーラックに取り付けてホリゾンタルな動きにも活用する事ができるのでバリエーション多く数値を取る事ができています。
▼指導選手の感想
選手にとってもリアルタイムでフィードバックをもらえる点が好評です。データを冷静に判断して自分が進むべき方向への負荷設定などをコーチと共有し、理解しながら、トレーニングに取り組めるため、モチベーションアップにも繋がっている印象です。
▼今後の展望
・S&C BASEではEnodeとVITRUVEを両方導入し、種目や選手によって使い分けています。これらのVBT機器をアスリート皆が当たり前に触れる様になりそれをもとに自分で負荷をコントロールする。そして疲労度もコントロールして、ジムセッションがより競技の邪魔をせずパフォーマンスの役に立つ環境にしていければと考えています。
S&C BASEではVBTデバイス以外にも、野球のバットスイングを数値化するセンサーや、ゴルフのボール軌道やヘッドスピードを詳細に分析するシステム、足圧分析デバイスなど、トレーニング中のデータを取得するシステムを使って客観的に評価しながらトレーニングを進めています。そしてマッサージデバイスなどのコンディショニングデバイス、栄養指導も行いリカバリーの部分もしっかりとサポートしています。
SNSでの情報発信も行っておりますので、ぜひご覧ください!