【VITRUVEユーザーズボイス】
油谷 浩之 様
◆スマートシステムストレングス 創設者
◆女子バレー日本代表ストレングスコーチ
◆関西学院大学アメリカンフットボール部 ストレングスコーチ
これまでもトレーニング指導で、バーベル挙上速度の計測やパワー計測は行ってきましたが、VITRUVEを新たに導入して、これまでにない使い勝手の良さに驚いています。指導チームでは6台のVITRUVEを使ってトレーニングを行っています。
VITRUVEの良さは第一にアプリが使いやすく、見やすいこと。簡単な操作は選手自身が行い、トレーニング進行がスムーズになります。計測機器を使う上でトレーニングの流れを妨げないことは重要なので、日本語表示のわかりやすさも含めてVITRUVEの使いやすさは助かります。
よく行う種目は、バックスクワット、バーベルスクワットジャンプ、ブルガリアンスクワットなどです。これまでに蓄積したデータから、目標値を決めてそれを超えるように全レップを全力で行うように指示しています。目標があることによって選手のトレーニングがチャレンジングなものになります。
疲労を蓄積して無駄なレップにしないために、速度が低下したらセットを止める手法も用いています。
トレーニングのポイントとして、例えばカウンタームーブメントジャンプであれば、ジャンプの高さを高めることはもちろんですが、そこに至るまでのエキセントリック局面でいかに大きな力を立ち上げるか、いかに力を発揮する時間を短縮するかなど、より瞬間的に力強い動きができるようになることが重要です。レベルの高いアスリートであればあるほど、そのほんのわずかな差が競技の勝敗につながります。
高いレベルの戦術が使えるような状態に選手の能力を引き上げることがストレングスコーチとしての役目だと考えていますので、より高い質のトレーニングなるように挙上速度などの数値を利用しています。