【スマイ輪INGスポーツクラブ 井上 祐介 様】

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2021/10/27

PUSHユーザーボイス

Velocity Based Trainingの活用事例

スマイ輪INGスポーツクラブ 井上 祐介 様(Facebookより許可を得て掲載)

【VBTを本格採用した所感】

本日はVBT(velocity based training)を本格採用した所感について書き留めたいと思います。

私がVBTを知ったのは2015年。
JATIのセミナーで学ぶ機会を得る事が出来、その際に出会った『PUSH BAND』を即購入しました。

アスリートを中心にPUSHを使用しておりましたがいくつかの問題点がありました。
(※あくまで私の所感であり私の知識不足の面の方が大きいです)
■問題点①Bluetoothの接続が不安定で明らかにおかしな数値が出る
■問題点②前腕または上腕に付けるがずり落ちる事がある
■問題点③スピードを意識するあまりフォームが乱れる

しかしPUSH2.0を購入し自身のトレーニングで利用しセミナーにも参加して改めて学びを深めた結果、私が感じていた問題点は全て解消されました。

まず問題点①ですが、以前のPUSHではBluetoothでiPad(iPhone)と繋がりづらい面があったり数値のバラつきが多いと感じていたのですがPUSH2.0では接続も非常に早い上に数値がかなり安定しており進化に驚きました。

問題点②は前腕、上腕に付けてずり落ちるのは服の上から付けた時に素材によっては滑りやすいものがあるのでリストバンドを活用する事により改善しましたし衛生面も対応出来ました。
また、何よりPUSH2.0ではバーベルに装着できかなり使い勝手が良いです。
これはかなりありがたいです。

そして私が最も懸念したのは問題点③です。
力強く速く動こうとし過ぎてフォームが乱れ怪我のリスクが高くなると感じました。
実際、SNS等でもVBTを採用したトレーニングを行なっている動画を見る事がありますが『危ないフォームだなあ…』と感じる事も少なくないです。
これが私が当初採用していたVBTの活用をこれまで躊躇っていた最も大きな理由です。

しかし、私自身のトレーニングで改めて活用し気付きがありました。
私はエクササイズのテンポコントロールを大事にしておりますが、目的に応じたテンポコントロールをPUSHを利用する際も同じように意識して行えば無理に速く挙げようとせずとも結果はポジティブなものになりました。

特にスクワット、デッドリフトにおいて爆発的に挙上しようとし過ぎてフォームが乱れる事が多いのですが、しっかりと安定した動きで普段通り地面をしっかり押す意識を持てば自然と適したスピードは出ますし、不安定なフォームで挙上スピードだけ求めても決して良い数値は出ませんでした。

この事からもやはりまずもって最も大切な事は『適切なフォームを身につける』事だと強く感じました。

私が作成するプログラムではテンポも記載しておりクラブメンバーの皆様にはテンポコントロールもしっかりと意識して頂いております。

各種目を適切なフォームで行い、尚且つテンポコントロールもしっかりと出来るようになればVBTは非常に良い手段になり得ると強く感じました。

実際、クラブメンバーのアスリート達も非常に感覚の鋭い選手が多いので、クイックリフト等でも『今の良い感じに挙がった!』『今のズレた!』という感覚と数値が一致して非常にモチベーションも上がり、良い感覚の時のフォームをより自身の体に落とし込もうと試行錯誤する姿が見られます。

スナッチやクリーン&ジャーク等でも軽く感じる瞬間があるのですがその時は数値も良く本当に面白いなあと感じます。

VBTだけではありませんが何事も目的達成の為の手段として活用する事が大切だと感じます。

数値として速度をPUSH2.0に管理してもらい指導対象者のフォームは私が管理する事により、よりクオリティの高いものをご提供出来るのではないかと感じます。

VBTは非常に有効なトレーニングの一つですので今後も学びを深め有効に適切に安全に活用していきたく思います。

文章力が稚拙ですので伝わり辛い面もあるかとは思いますがもしVBTにご興味のある方やPUSH2.0にご興味のある方やVBTをトレーニングに採用してみたいと考えている方いらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。
実際機器も触れて使用して頂く事により感じる事もあるかと思います。

長文になりましたがこの駄文な長文にお付き合い頂いた方は誠にありがとうございます!笑

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2021年追記:VITRUVE導入

2021年 スマイ輪INGスポーツクラブ様では、これまでのノウハウをさらに高い精度で実践するため、バーベル挙上速度計測デバイスとしてVITRUVEを新たに導入いただきました。