【岐阜市立岐阜商業高等学校 陸上競技部】

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導入実績

【岐阜市立岐阜商業高等学校 陸上競技部】

2023/03/30

VITRUVE導入事例

岐阜市立岐阜商業高等学校 陸上競技部では、VITRUVEを複数台導入し、競技力向上を目指す学生のトレーニングにおいて活用しています。

今回現場の声として、トレーニングでVUTRUVEをご活用いただいている、顧問 小嶋謙一様にインタビューを受けていただいたので、是非ご覧ください。

 

1.    今年のチームや生徒の目標を教えてください。

インターハイでは円盤投で優勝、砲丸投・ハンマー投・やり投では入賞を目指しています。
さらにU18・20陸上競技大会、国民体育大会での上位入賞を目指しています。

 

2.    部員数は何名ですか? よろしければ、年構成もお教えください。

令和4年度 46名
(年構成) 
1年生 男子 9名、女子 4名
2年生 男子 11名、女子 7名
3年生 男子 12名、女子 5名

(種目構成)
短距離  男子 14名、女子7名
中長距離 男子 6名、女子 1名
跳躍   男子 3名、女子 2名
投擲   男子9名、女子 4名 

※VITRUVEを利用しているのは投擲ブロック

 

3.    トレーニング全体(競技練習含め)で重要視していることをお教えください。

全てのトレーニングは、砲丸や円盤、ハンマー、やりを遠くに投げることを目的としています。そのためには、適切な技術や体力、メンタルを身につけるための練習、適切な食事、十分な休養を意識して生活することを重要としています。

 

4.    ウエイトトレーニングはどのくらいの頻度で行っていますか?

1週間に3〜4回

5.    ウエイトトレーニングのプログラム、目的、重視している点はなんですか?

トレーニングの目的は「筋肥大」であり、大会直前は「筋力スピード」を目的としています。トレーニングプログラムでは、総レップ法を用いて実施し、セット数やレップス(挙上回数)の設定は設けず、合計レップ数が「25回」(エラーはカウントしない)に達した時点でその種目を終了します。重量は「65〜80%」に設定し、速度低下閾値は「20%」に設定しています。挙上速度が0.5m/sを下回る場合は重量を軽くし、1.0m/sを上回る場合は重量を重くするなど、1RM値の他にその日の調子によってセットの重量を設定しています。セット間のインターバルは2〜3分で、不完全休息の状態で次のセットに入るようにしています。

大会直前には、総レップ数を変えずに、トレーニングの目的を「筋力スピード」に切り替え、重量を「50〜60%」、速度低下閾値を「10%」、インターバルを「4〜5分」として、挙上速度が1.0m/sを超えるようなトレーニングを実施しています。

投擲種目では、投射スピードが重要であるため、ウエイトトレーニングでも同じ意識を持たせてトレーニングを行っています。

 

6.    なぜウエイトトレーニングにVBTを導入使用と思いましたか?
また、VBT機器の中でVITRUVEを選んだ理由をお聞かせください。

投擲種目においては、投射スピードが非常に重要であり、単に筋肥大を追求するだけでは十分なトレーニング効果が得られないと感じたため、これまでのトレーニング方法を見直しました。以前は、各セットにおいて重量や回数を決めていたため、筋肉は発達したものの投射スピードが向上しなかったり、疲労が抜けにくくなりパフォーマンスが低下することが多くなっていました。

そこで、龍谷大学の長谷川裕先生の『VBTトレーニングの効果は「速度」が決める』を読んで、投擲種目においてもVBTトレーニングが有効であることを知り、取り入れることにしました。

その中でも、VITRUVEを選んだ理由は、取り扱いが容易であることです。ワイヤーで速度を測定するため、エラーが出ることが少なく、正確で適切なフィードバックを選手に提供することができます。また、アプリが日本語に対応しており、高校生でも取り扱いが容易であると判断したためです。

 

7.    どのように活用していますか?また、注視している項目があればお教えください。

本校では、競技力向上のためにVBTトレーニングを活用しています。投擲種目においては、筋肥大や筋力スピードの向上を目的に、挙上速度を特に重視してトレーニングを実施しています。また、重量と挙上速度の両方により、その日の1RMを測定することで、選手の状態に合わせたトレーニングプログラムを設計することができます。

8.    導入した際の選手や生徒の反応はどうでしたか?

重量だけでなく、速度がアプリによって視覚化されるため、モチベーションが上がりました。選手それぞれが、自分に合った種目や重量を選択してトレーニングプランを立てるようになりました。また、その日の調子も把握できるため、トレーニングの方法を適宜変更したり、場合によっては中止したりすることで怪我やオーバートレーニングを防止できると考えています。

 

9.    VBTを導入する際に戸惑ったことや、改善が必要だと思った点などがありましたらお教えください。

VBTの説明が難しく、実施方法やトレーニング効果など選手が理解するのに若干時間がかかりました。今までは高重量で多回数、多セット行う方法でしたので疲労感や筋肉痛など物足りなさもありましたが、VBTでは1番重要な「速度」を意識して行うことで、負荷を与えつつ競技パフォーマンスが向上することを実感することができました。

VBTの実施方法や効果について、高校生や大学生でもわかりやすく説明できる資料(動画、説明書、パワーポイントなど)があると良いと思いました。

 

10.    今後の活動について、チーム全体のトレーニングや個人の目標など含め、どのようなことを考えているかお聞かせください。

個人やチームの競技力向上、そしてそれぞれの目標達成が最優先であると考えています。そのためには、筋力トレーニングが必要不可欠であり、VBTは私たちが求める理想的な筋力トレーニングを実現できると確信しています。また、個々人が自己の課題意識を持ち、自己のトレーニングプログラムを考えて取り組めることを期待しています。VBTが競技力向上に加え、問題解決能力の成長にも貢献すると考えています。

 

岐阜市立岐阜商業高等学校 陸上競技部様のインスタグラムにて、トレーニング中の様子などを発信していただいております。

是非下記リンクよりご覧ください!

岐阜市立岐阜商業高等学校 陸上競技部様 Instagram

 

小嶋謙一様、ご協力いただきありがとうございました!

今後も弊社取扱商品を活用しているユーザー様のユーザーズボイスを紹介してまいります。是非ご確認ください!

 

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