OptoJumpNextで行える多彩なテスト
2021/05/28
垂直跳びテスト
限りなくシンプルな垂直跳びテスト
測定エリア内で垂直跳びを行うことで、跳躍高やパワーを計測可能です。1跳躍であれば、一人5秒で計測が終了します。エリアは広く取れるため、ストレスなく計測が可能です。1回の跳躍だけではなく、連続跳躍にも対応しています。15秒や30秒の連続垂直跳び計測によって、下肢の爆発的な筋力発揮能力の維持能力を評価できます。
垂直跳びに関しては、腕振りあり、無しなどテスト項目がわかれているため、後でデータを判別、比較する際に役立ちます。
評価項目:跳躍高、パワー、接地時間、滞空時間
可能テスト例
・垂直跳び(手に固定)
・垂直跳び(腕振り有り)
・垂直跳び(最下部で一時停止)
・片脚垂直飛び
・連続スクワットジャンプ×10回
・連続スクワットジャンプ×15秒
など
リバウンドジャンプテスト
全力で跳べるリバウンドジャンプテスト
測定エリア内でリバウンドジャンプを行うことで、1跳躍ごとの接地時間、滞空時間、跳躍高、RSI(Reactive Strength Index:ばね指数)を計測可能です。
短時間での力発揮能力を評価するテストで、多くの競技で使用されているテストです。測定範囲を6mまで広げることができるため、全力で跳躍した際の着地地点のずれを気にせず、思い切って跳ぶことができます。もちろん、非接触型のため、使用する靴に制限はありません。スパイクや裸足でも問題ありません。
テストは指定回数または、指定秒数経過した段階で自動で計測が完了します。もちろん手動で計測を終了することもできます。
測定エリア外からも測定開始できるため、任意の高さの台を置き、そこから飛び降りドロップジャンプを実施することも可能です。
評価項目:接地時間、滞空時間、RSI、動作エリア
可能テスト例
・リバウンドジャンプ×10回
・リバウンドジャンプ×30秒間
・リバウンドジャンプ×60秒間
・片脚リバウンドジャンプ×10回(左右ずつ)
・ドロップジャンプ
など
リアクションテスト
スポーツ選手になくてはならない認知能力を評価するリアクションテスト
OptoJumpNextでは単純なジャンプや歩行のテストだけでなく、認知機能を評価するためのリアクションテストを行うことできます。高い認知機能は高い競技レベルに達するためには必須の機能ではありますが、測定することが難しいため、トレーニング現場において多くは普及していません。しかし、OptoJumpNextを使用すれば、この認知機能を明らかにすることができます。行えるテストは視覚刺激または聴覚刺激、両刺激から選択し測定します。操作用PCからそれぞれに刺激が与えられ、選手はそれに合わせて素早く動きます。反応動作は跳躍、足抜き、腕抜きなど様々です。
評価項目:反応時間、滞空時間、跳躍高
可能テスト例
・聴覚反応テスト(垂直跳び:両足で測定エリア内で構え、反応が出たら素早く跳躍する)
・聴覚反応テスト(足抜き:片脚のみ測定エリアに置き、反応が出たら素早く足を引く)
・聴覚反応テスト(腕抜き:腕立て伏せの状態で反応が出たら素早く腕を引く)
・視覚反応テスト(垂直跳び:両足で測定エリア内で構え、反応が出たら素早く跳躍する)
・視覚反応テスト(足抜き:片脚のみ測定エリアに置き、反応が出たら素早く足を引く)
・視覚反応テスト(腕抜き:腕立て伏せの状態で反応が出たら素早く腕を引く)
・視覚・聴覚テスト(任意の姿勢で測定エリア内で構え、視覚または跳躍刺激が与えられたら、素早く動作する)
など
マーチングプレイス(その場歩行テスト)
体の制御能力を明らかにするマーチングプレイステスト
測定エリア内でその場歩行を行うことで、左右脚の接地時間や左右のずれなどを評価できます。左右の能力を比較することで、片方は接地時間が長かったり、左右へのブレが大きかったりした場合、歩行機能に何らかの悪影響を及ぼします。特に開眼、閉眼時のその場歩行を比較すると顕著に差が表れます。加齢や怪我、疾患の影響によって深刻な差が見つかる場合もあります。スポーツ選手だけでなく、一般の方、高齢者の方へのテストとしてもおすすめです。
評価項目:左右の接地時間と遊脚時間、ピッチ、移動エリア
可能テスト例
・その場歩行テスト(開眼)×30秒
・その場歩行テスト(閉眼)×30秒
など
トレッドミルテスト
トレーニングがデータになるトレッドミル歩行、ランニングテスト
OptoJumpNextは床や地面において使用する方法以外にも、トレッドミルにおいてランニングや歩行を監視できます。トレッドミルに設置できれば、たった1mのOptoJumpNextで何万歩でも計測が可能になります。リアルタイムの数値表示によって、その場で自分のデータが確認できるとともに、左右差がある場合に自分で修正しながらトレーニングできます。このような方法はバイオフィードバックと呼ばれ、非常にトレーニング効果が高いと言われています。左右差が気になる選手や怪我をした選手、高齢者の方などにおすすめです。
接地時間、滞空時間、ピッチ、ストライドなどの計算は全てOptoJumpNextが担います。頼れるパートナーと一緒にトレーニングに励んでください!
評価項目:接地時間、滞空時間、ステップ長、ストライド、ピッチ、接地局面(踵接地時間、フラット時間、蹴りだし時間)
可能テスト例
・ランニングテスト 10㎞/h
・ランニングテスト 16㎞/h
・歩行テスト 5㎞/h
・歩行テスト3㎞/h
など
ホッピングテスト
いかに遠くに跳ぶかではなく、いかに効率よく跳ぶのか評価
OptoJumpNextは延長していくことで、3ホップステップや5ホップステップテストを実施できます。これらのテストはパフォーマンステストだけでなく、ACL受傷者の復帰テストとしても用いられます。一般的に行われている測定は決められたホッピングを行った後、何m進んだかで能力が評価されます。この時、各ステップごとの距離や接地時間などを把握することは困難です。受傷部位がある部位は筋力、特に瞬発的な力発揮能力が著しく低下しています。その瞬間的な力発揮能力を評価するためにも、接地時間と距離を正確に測定することは必須です。面倒なカメラ分析を行わなくてもOptoJumpNextを使えば、すべてのステップを自動で逃さず評価できます。
評価項目:接地時間、滞空時間、移動距離、ステップ角度、
可能テスト例
・3ホップテスト(左脚のみ)
・3ホップテスト(右脚のみ)
・3ホップテスト(左右交互)
・5ホップテスト(左脚のみ)
・5ホップテスト(右脚のみ)
・5ホップテスト(左右交互)
など