ラグビー選手における競技レベル別の身体特性および最大筋力とパワーの特定
2019/11/06
スポーツ科学をラグビー現場に
「競技レベル別に見たラグビーで必要とされる身体的特徴と筋力・パワー」
南アフリカの3度目の優勝で11月2日に幕を閉じたラグビーワー
今回は、
やはり体重増加は必須条件
身体特性は以下のとおりで、
年齢(歳) | 身長 (㎝) | 体重 (kg) | トレーニング歴(年) | |
P:プロフェッショナル(n=43) | 24.4±2.7 | 184.7±6.2 | 103.4±11.2 | 5.6±2.3 |
SP:セミプロフェッショナル(n=19) | 20.9±2.9 | 187.2±7.6 | 100.7±11.5 | 2.9±1.9 |
A:アカデミー(n=32) | 19.6±1.8 | 186.9±6.5 | 95.6±11 | 1.5±1.1 |
H:高校生(n=19) | 16.6±0.8 | 180.9±8.4 | 86.5±13.7 | 0.7±0.5 |
推定1RMはレベルが高いほど大きいがプロとセミプロではその差
ベンチプレス及びボックススクワットを1~4レップできる重量で1RMを測定し、それに満たない場合は推定式を使用し推定1RMを算出しています。ベンチプレス及びボックスクワッ
競技レベルの差はパワーの違い
では、パワーはどうだったかというと、
のピークパワーは競技レベルが高くなればなるほど明らかに大きな
この結果から、
競技レベルを高めるためにはそれぞれの競技レベルにあったトレー
出典(Argus, CK, Gill, ND, and Keogh, JWL. Characterization of the differences in strength and power between different levels of competition in rugby union athletes. J Strength Cond Res 26(10): 2698–2704, 2012)
オンラインデモ、サポートのご依頼はこちらから!
御見積り依頼はこちらから!
今回使用された機器はこちら
GymAware
http://sandcplanning.com/solution/category/detail/?cd=1
齋藤朋弥
エスアンドシー株式会社 営業・企画
JATI-ATI、スポーツパフォーマンス分析スペシャリスト、NSCA-CSCS
龍谷大学スキー部トレーニングコーチ
長谷川裕
龍谷大学スポーツサイエンスコース教授
スポーツパフォーマンス分析協会会長
日本トレーニング指導者協会名誉会長
エスアンドシー株式会社代表