メディシンボールトレーニングの効果を最大化するために
2024/03/18
スポーツ科学を用いたメディシンボールトレーニング
メディシンボールトレーニングの種類
メディシンボールを用いたトレーニングの利点は、動作の最後の投射まで加速できるという点です。ウエイトトレーニングなどで高めた筋力を、競技動作に転移させるための高速筋力の発揮が可能となります。
また、身体の動きや投射の方向によって、さまざまな動きのトレーニングが可能です。
前方向に押し出す「チェストパス」
たたきつける「スラム」
回旋動作から横に投げる「ローテーショナルスロー」
下から上へ放り投げる「スクープトス」
後方に遠くへ投げる「バックスロー」などがあります。
通常、バックスローやスクープトスでは、
しかしOUTPUTでメディシンボール投射時の腕の振りを測定
重量を1㎏ずつ上げて計測していくと、速度は落ちていきますがパワー値は山なりに変化します。最も高いパワー値が出る重さがパワートレーニングに最適な重量となり、それより軽い重量でスピードに重きを置いたり、重い重量で筋力にフォーカスしたりと調整することも可能です。この判断は数値を取得しなければわかりませんし、チームで一律の重量を使用していると、選手ごとに効果も異なってしまいます。
OUTPUTはメディシンボール種目の速度計測のみでなく、関節可動域、バランス、バーベル挙上速度、ノルディックハム、ジャンプ高、RSIなどさまざまな計測が1つのセンサーで可能な画期的なシステムです。
管理WebソフトOUTPUT Hubもデータ管理や出力、リーダーボード、コンディション評価などさまざまな用途で使用可能です。
OUTPUTの機能をぜひ余すことなく使い、指導選手のパフォーマンスアップに活用ください!
齋藤朋弥
エスアンドシー株式会社 営業・企画
JATI-ATI、スポーツパフォーマンス分析スペシャリスト
龍谷大学スキー部トレーニングコーチ
長谷川 昭彦
エスアンドシー株式会社 営業・企画
スポーツ科学修士、JATI-ATI、スポーツパフォーマンス分析スペシャリスト
長谷川裕
龍谷大学スポーツサイエンスコース教授
日本トレーニング指導者協会名誉会長
エスアンドシー株式会社代表
翻訳書籍「FORCE」関連セミナー 動画販売開始のお知らせ
この度、トレーニング・イノベーションセミナー2023の動画販売を開始いたしました。
本セミナーでは翻訳書籍FORCE:トレーニングのバイオメカニクスのトピックを詳しく解説しています。
バイオメカニクスの基礎を学びたい方にぴったりのセミナーです。