アイソメトリックミッドサイプル

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最大筋力の評価 IMTP:アイソメトリックミッドサイプル

2022/06/01

昨今、最大筋力の測定として見直されているのが、↑の写真の「IMTP:アイソメトリックミッドサイプル」です。いわゆる「背筋力計」に似た計測ですが、主に下肢の伸展筋力を測定します。

一般的に最大筋力というと「1RM測定」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、厳密にいうと1RMは「最大挙上重量」の計測であって「最大筋力」の計測ではないのです。

IMTPは、文字通り、大腿の中心の高さに固定されたバーを全力で引き、その際の床反力を計測します。

S&Cで取り扱っているオーストラリア製カーボンポータブルフォースプレート「C-Force」では、このIMTPから下記の情報を得ることができます。

・Peak Force:最大筋力

・Time to Peak Force:最大筋力発生までにかかった時間

・Max.RFD:力の立ち上がり率で最も数値が高かった部分の値

・30ms、90ms、150ms、200ms、250ms それぞれの時間でのRFD

・0.1秒、0.2秒それぞれの時点の力

これらの情報から、その選手が「時間に制限が無ければ最大でどれだけ力を発揮できるか」「素早く大きな力を立ち上げられているか」という評価をすることができます。

また、カウンタームーブメントジャンプ中のPeak ForceとIMTPでのPeak Forceの比率であるDSI:Dynamic Strength Indexを取得することで、その選手が「最大筋力を高めるために、高重量域でのトレーニングを重点的に行うべき」や「本来発揮できる最大筋力に対して動作中に出せている力が弱いので、ジャンプ系のトレーニングで高速の力発揮を高める必要がある」などといったトレーニング方針の道標とすることができます。

DSIに関しては今後のブログ記事、もしくは日本トレーニング指導者協会発行のJATI Express Vol88をご覧ください。