45-15VMAテスト 測定方法
2019/05/31
45-15VMAとは?
45/15テストはG. Gaconらによって考案された、トラックを用いて行う間欠的テストです。最短でも200mのトラックを使用します。45秒間走行し、15秒間休息を挟み、限界まで反復します。最終的に走り切れた走行速度が最大有酸素性走行速度となります。サッカー選手の最大有酸素性走行速度を評価するために多く行われているテストです。
測定方法
測定距離:図参照
運動時間:45秒
休息時間:15秒
スタート速度:8㎞/h
速度増加:1本あたり0.5㎞/hずつ増加
反復回数:オールアウトまで
使用するもの:メジャー、マーカー、自動音声スピーカー
測定準備:図を参照の上、各地点にマーカーを設置します。(以下Sがスタート地点)。各マーカーは交互に色を変えたり、大きさを変えたり、本数など記載しておくとわかりやすくなります。
測定手順:スタートスピードは8km/hで、45秒間で100m走ることになります。15秒の休息後、スピードは0.5km/hずつ増加します。これが6.25mに相当します。測定者はSで構え、スタートの合図でスタートし、赤マーカー1まで45秒で走ります。15秒間休んで、次に青マーカー2からSまで45秒で戻ります。S地点で15秒休み、次は赤マーカー3まで走るという風に繰り返します。 最大限繰り返し、45秒間で到達できた最大速度が記録となります。
結果
最終的に走り切れた速度をその選手の最大有酸素性走行速度として評価します。
テスト結果は下記の表を参考にしてください。
45-15VMAテストはYoYotestなどに代表されるような切り返し動作が行われない間欠性持久力テストです。また、一定の速度ずつ増加するため、有酸素性能力を評価するために適しています。最大有酸素性走行速度はトレーニング負荷を決定するために非常に重要な指標になりえますので、是非MookyBeeperを使用し正確に選手を評価してください!
測定表例
本数 | 走行速度 (km/h) |
走行距離 (m) |
1 | 8 | 100 |
2 | 8.5 | 106.25 |
3 | 9 | 112.5 |
4 | 9.5 | 118.75 |
5 | 10 | 125 |
6 | 10.5 | 131.25 |
7 | 11 | 137.5 |
8 | 11.5 | 143.75 |
9 | 12 | 150 |
10 | 12.5 | 156.25 |
11 | 13 | 162.5 |
12 | 13.5 | 168.75 |
13 | 14 | 175 |
14 | 14.5 | 181.25 |
15 | 15 | 187.5 |
16 | 15.5 | 193.75 |
17 | 16 | 200 |
18 | 16.5 | 206.25 |
19 | 17 | 212.5 |
20 | 17.5 | 218.75 |
21 | 18 | 225 |
22 | 18.5 | 231.25 |
23 | 19 | 237.5 |
24 | 19.5 | 243.75 |
25 | 20 | 250 |
26 | 20.5 | 256.25 |
27 | 21 | 262.5 |
28 | 21.5 | 268.75 |
29 | 22 | 275 |
30 | 22.5 | 281.25 |
31 | 23 | 287.5 |