4方向アジリティ テスト測定方法
2020/12/21
4方向アジリティテストとは?
4方向アジリティテストは反応計測デバイス WITTY‐SEMを使用したアジリティテストです。任意の場所にWITTY‐SEMを設置し、SEMの表示を指定された回数タッチします。WITTY‐SEMを設置する間隔が短い程、認知能力にアプローチした測定・評価が行えます。逆に距離を離すことで、競技動作に近いステップや顔振りを自然と引き出すことができるため、競技やポジションに合わせて、最適な距離で測定を行ってください。
また、距離や反応要素を自由に設定できることから、怪我から復帰する選手やリハビリを行う選手にとって段階的に負荷を上げることも可能で、最適なテスト=トレーニングと言えます。競技練習で起こりがちな「プレー内容によって負荷が変わってしまう」ということが無いのでトレーニング負荷を一定にしつつ、競技中の動きに近い動作を引き出しながら安全にトレーニングを行うことができます。
測定方法
測定距離:任意の距離 例)3m四方
測定本数:2~3
タッチ回数:10回以上
休息時間:適度
使用するもの:メジャー、マーカー、WITTY-SEM
測定準備:図を参照にマーカーを置き、その上にWITTY-SEMを設置します。
表示できる種類:一つの信号のみ、同じ信号で複数の色、複数の信号で同じ色、複数の信号で複数の色
設定方法はWITTY-SEMのマニュアルをご確認ください。
測定手順:指示された信号をタッチします。表示される場所はランダムでタッチするごとに表示される場所が変わります。設定回数タッチしたら、テスト終了です。
結果
この4方向アジリティテストは測定・評価だけでなく、トレーニングとしても最適です。認知機能を高めるためにトレーニングをしていき、徐々に色や信号の種類を増やし、難易度を高めていきます。フィジカル能力だけでなく、反応を伴う実際の競技に近い動作でアジリティのトレーニングを行ってください!