1.間欠性1サイクル
一般的なインターバルトレーニングです。運動時間と休息時間および反復回数を決めます。ランニングやスプリントの距離は個々の選手の最大有酸素性速度や最大スプリント速度に対するパーセントを基にして、設定した運動時間でカバーすべきそれぞれの距離を決めます。
2.間欠性2サイクル
2種類の運動時間と休息時間の組み合わせを交互に実施します。例えば「20秒ランニング10秒レスト」と「3秒ダッシュ17秒レスト」を交互に10回実施するといったプログラムが考えられます。
3.間欠性2段階
2種類の間欠性1サイクルトレーニングを2段階で実施します。最初に短い運動時間のインターバルを10回行い、その後に長い運動時間のインターバルを10回実施するといったプログラムが考えられます。休息を挟んでこれを何セットか繰り返すというプログラムも可能です。
4.一定ペース
一般的な連続的持久力トレーニングです。ペースコントロールのためのマーカー間距離を配置し、スピードを設定し、総走行距離を決めると持続時間は自動的に設定されます。
5.漸増ペース/ヒル
ペースを一定の時間ごとに漸増させていく連続的トレーニングです。開始速度とスピードを上げていく大きさ(例えば時速0.5㎞ずつ)、各スピードで走る時間、全体の時間、そしてコーン間距離を決めれば、自動的にペースコントロールのサウンド間隔が変化していきます。
6.漸増ステージ
一定ペースのランニングを、休息を挟んで何ステージか繰り返しますが、ステージごとに負荷を漸増させて行うトレーニングです。乳酸測定のような1~2分程度のインターバルが必要な時に役立ちます。
7.漸増ペース分割
漸増ペース(ヒル)をいくつかのブロックに分割して行うトレーニングです。例えば3段階ずつ早くなるペース走を1分間の休息で3回繰り返すと全体で9段階の負荷漸増ペース走を3回に分けて行うことになります。
次回は、コンディション管理に便利な「3.6秒メトロノーム」の使い方について解説します。
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